やわ恋もち

やわ恋もちは、2018年に愛知県と農研機構が共同で品種開発した新たなもち米です。

やわ恋もちが生まれたわけ

餅を原料とした和菓⼦では、製品のやわらかさを保つため、⽣地に酵素や糖類を加える場合があります。しかし、これらの利⽤は餅本来の風味を損なうことがあり、何も加えなくてもやわらかさが持続するもち米品種が望まれています。

そこで、愛知県は農研機構*と共同で、やわらかさが持続する新たなデンプン構造をもつ新しいもち米品種『やわ恋もち』を開発しました。

 

やわ恋もちは、安定した栽培特性があり、様々な地域で育てることができます。

特に、中山間地域で栽培すると、やわらかさが長持ちする特徴が一層発揮できます。

 

*農研機構…国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構